曹洞宗ヨーロッパ国際布教総監部は、フランスのパリに所在し、日本の伝統仏教教団の一つ曹洞宗のヨーロッパ各国における活動を統括する役割を果たしています。
現在ヨーロッパでは、北欧から地中海周辺まで300を超えるヨーロッパ人僧侶がその教えを広めるために活動しており、禅の修行の場として各地に多くの道場や寺院が運営されています。
そこでは朝晩の坐禅や勤行、法益、作務などが勤められ、多くのヨーロッパ人が曹洞宗の教えを日常の生活で実践しています。
(世界の主な寺院はこちらからご覧になれます。)
私たちはそれらのヨーロッパで活動する曹洞宗僧侶のサポートや、日本曹洞宗とヨーロッパにおける曹洞宗の懸け橋となるべく業務に当たっています。
主な活動内容としては、曹洞宗の教えをより深く知ってもらうための研修会、今後のヨーロッパにおけるヨーロッパ人の手による曹洞宗のあり方を考えるための協議会などの企画・運営、また申請書類進達業務、僧侶申請登録業務などがあげられます。
また、在仏日本人の方から曹洞宗の葬儀・法要のご要望がありましたら対応しております。